北海道コンサドーレ札幌はクラブ初の4強入りを決めたルヴァン杯準々決勝第2戦広島戦から一夜明けた9日、札幌・宮の沢へ移動しリカバリーを行った。先制点を決めたFWアンデルソン・ロペス(25)は、クラブハウスに到着するとサポーターからの拍手に笑顔で応えた。同杯6得点はチームメートの日本代表FW鈴木武蔵(25)と並びランキングトップ。「チームで2人がトップ争いをするのは素晴らしい」と喜び、自身初の個人タイトルにも「(得点王は)今季の1つの目標。目指したい」と掲げた。

準決勝の相手G大阪とは、10月4日リーグ戦第28節から3連戦となる。同じ会場でのアウェー戦を中4日で戦うことになるが、宿泊の関係で中2日での移動となっても、クラブは札幌で調整する方針だ。「趣味は家族サービス」というロペスにとっては好都合。連戦を乗り越えたとき、クラブ史上初のタイトルも見えてくる。