J1王手徳島FW河田が芸術ループ弾「余裕あった」

<J1参入プレーオフ:徳島1-0山形>◇2回戦◇8日◇鳴門大塚

6年ぶりのJ1復帰へ王手をかけた徳島ヴォルティスは、後半8分のFW河田篤秀(27)の芸術ループ弾が光った。FW野村のスルーパスに飛び出し、DF2人とGKに囲まれながら、右足で華麗なループシュートを決めた。

「あまり器用なタイプではないが、あの場面は余裕があった。スピードにも乗れて落ち着いて決められた。いつも(野村が)僕にパスを合わせてくれる。裏に飛び出すのが好きなので、その積み重ねでゴールを取れました」

J2新潟から今季加入し、J2リーグでは30試合13得点とチーム一の得点数を誇った。それでもロドリゲス監督は「他にも決められる場面があった。そこは決めないといけない」と注文をつけた。

ボールを保持して攻め抜く姿勢は、徳島の象徴でもある。J2で4位だった徳島は本拠地で6位山形を相手に、引き分けでも突破ができた。優位な立場だったが、後半ロスタイムの6分間を含めて、徳島は次の2点目を取りに果敢に攻めた。スペイン人監督の就任3年目は、いよいよ集大成の時を迎えている。

後半途中に交代した河田は「基本的に攻め続けて点を取って勝ちたい」。次の湘南に勝てば、来季のJ1が決まる。今度は相手のホームで引き分けでは昇格にはならない。ロドリゲス監督は「スタイルやアイデアを貫いて歴史的な試合がしたい」と決意を新たにしていた。

その他の写真

  • 徳島対山形 山形に勝利、J1昇格に王手をかけサポーターにあいさつする徳島ロドリゲス監督(撮影・前岡正明)