流通経大柏(千葉)を19年率い、高校サッカー界屈指の強豪に育て上げた名将・本田裕一郎監督(72)が8日、同校でのラストマッチを終えた。

プレミアリーグEAST最終節(三協F柏)で柏U-18に4-7と大敗。終了のホイッスルと同時に天を仰いだ。17、18年と2年連続で全国高校サッカー選手権大会準優勝だったが、今年は千葉県大会決勝で市船橋に敗れ、全国出場を逃していた。本年度限りでの退任が決まっており、この日の試合には07年の選手権初優勝時のメンバーだった大宮FW大前らも駆けつけた。監督業は今後も続ける予定で「新しいチャレンジをしたい」と話している。