部員230人を誇る都立の雄・東久留米総合(東京A)が8年ぶり3回目の出場で存在感を示した。開始直後に主将で守備の要のDF下田将太郎(3年)を右足首のケガで欠くアクシデントに見舞われたが、後半に2点を奪って盛り返し白熱した試合を展開した。
下田の交代もあり、前半に3失点して意気消沈も、ハーフタイムに加藤悠監督が「2つ(2点)取れ、2つ取れば何かが起きる」との言葉でチームにリズムが生まれる。中盤から前線へのパス出しが機能しはじめ、13分、24分に得点して試合は東久留米総合が主導権を握った。同点まであと1歩と迫る中、草津東に致命的な4点目を奪われて力尽きた。
試合後のロッカーで下田は後半の試合内容を踏まえてチームメートに「悔いの残る試合じゃなかった」と仲間をたたえ、それを見ていた加藤監督も「最高の雰囲気の中で試合ができて幸せです。同点にできなかったのは私の力不足。申し訳ないです。全国大会に出て指揮を執り負けてみて、本気で全国で勝ちたいと思えました。選手に感謝したい」と、涙は見せずに冷静に心境を語った。



