JリーグJ1のヴィッセル神戸は30日、元日本代表DF酒井高徳(29)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表し、

立花陽三社長と三浦淳寛スポーツダイレクター(SD)がテレビ電話による会見に出席した。

主な会見内容は次の通り。

-感染経路は

立花社長 Jリーグおよびファンの皆さまにご迷惑、ご心配をお掛けすることになり大変申し訳ありません。我々は(酒井の)過去の濃厚接触と思われる人をリストアップしている。これから保健所などと相談し、先々の判断になっていく。

-接触者などの情報を公開する可能性は

立花社長 しっかりと皆様への説明責任があり(状況に応じて)説明させていただきたい。

-接触者は絞りきれているのか

立花社長 (本人が発熱した)25日より前の2週間は把握している。それ以上のことは推測を出ることはない。今現在それが精いっぱい。

-プロ野球阪神でも感染者が出たが、その関連性は

立花社長 今のところ本人の行動記録で、そのような事実確認はできていない。

-練習再開を予定していた4月7日以降は

三浦SD チームとしては4月6日までオフだったが、今回の件があるのでしっかりチームドクター、保健所と話をした上でチームの予定は決めていきたい。

-酒井選手と直接話をして現状は

三浦SD 私が本人と話をしたが、現状は平熱。味覚と嗅覚が改善されていないということです。

-酒井選手が現在、入院しているのか。それらの情報の公開は

立花社長 個人情報の観点から差し控えさせていただきたい。申し訳ございません。今日、結果が出たばかりで(状況が)整いましたら説明させていただく。

-最近で他チームと練習試合をしていたのか

三浦SD 練習試合に関しては相手もあるので、クラブ名は控えさせていただきたい。

立花社長 相手クラブには(事実関係を)お伝えさせていただいている。

三浦SD 今、酒井本人から連絡が入り、家族は神戸ではない別の場所に住んでいる。(家族に関係者から心配して)すごく連絡がいっているそうだが、今は本人と同居していないということです。