J1清水エスパルスDFエウシーニョ(30)が、今季初先発へ意欲を示した。15日は静岡市内で行われた約2時間の練習に参加。パスメニューなどをこなし、軽快な動きを見せた。

股関節痛の影響で出遅れていたが、12日のG大阪戦(1-2)で今季初出場。後半17分から右サイドバックへ入り、攻撃を活性化させた。オンライン取材に応じたエウシーニョは「良い形で復帰できた。結果は残念だったが、やるべきことは明確になっている」と振り返った。

18日の次節・神戸戦に向けては「質の高いチーム」と警戒を強めた。現在、クラブワーストを更新する開幕4連敗中。現状を打破するため、圧倒的な攻撃力を持つエウシーニョに期待がかかる。「90分間のプレーも大丈夫。スタメンで出るために準備している。1勝できれば状況は変わる」と力を込めた。