清水ユースが磐田U-18との静岡ダービーを3-0で制し、6戦全勝でB組を首位通過した。ジュニアユース所属のFW田中侍賢(じげん、沼津市立今沢中3年)が、先制ゴールを含む2得点。守備陣も開幕から6試合連続無失点と、攻守がかみ合った。12日に順位決定戦7試合が行われ、各組の同順位チーム同士が対戦。清水ユースは、A組1位の名古屋U-18と優勝を争う。
清水ユースが攻守で宿敵を上回った。前半6分、FW田中が左クロスに反応。右足をダイレクトで合わせ、先制点を奪った。勢いに乗ると、後半5分にも再びネットを揺らす。左からのパスに、今度は左足をダイレクトで合わせた。ユースでは初のマルチ得点に「常にゴール前に入る。今、取り組んでいることを実践できた」と、胸を張った。
飛び級でユースに所属する中学生に引っ張られるように、守備陣も奮闘。後半は決定機を作られたが、GK後藤佑介(3年)が好セーブを連発した。試合前のコイントスでは、MF青島健大主将(3年)にコート変更を依頼。午後2時の試合開始に合わせ、アイスタ特有の西日が差さない陣地を選んだ。「前日のトップチームの試合(同時刻同会場で行われた川崎F戦)を参考にした」とホームの地の利も生かし、反撃を許さなかった。
この日の完封で、開幕から全6試合を無失点で全勝。12日の順位決定戦では名古屋U-18と対する。後藤は「無失点で終われれば、本当に強いチーム。次も1人1人が体を張って『0』に抑えたい」。田中も「次も自分が点を取って東海王者になりたい」と、力を込めた。狙うは完全Vだ。【前田和哉】



