史上4校目の2連覇を目指す藤枝順心(静岡、東海2位)が、2年連続のベスト8進出を決めた。湘南学院(神奈川、関東5位)に4-0で快勝。DF井手ひなた(2年)が、自身の全国大会初ゴールとなる先制点を決めて勢いをもたらした。GK山本恋菜(ここな、3年)は、PKをセーブするなど、2試合連続完封に貢献した。
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U-17日本女子代表候補の藤枝順心DF井手が、4発快勝劇の口火を切った。前半4分、味方のシュートのこぼれ球に反応。左足で押し込んで先制した。「こぼれ球を狙っていた。体を投げ出してでも決めたかった」と白い歯を見せた。
昨年は準々決勝の日ノ本学園(兵庫)戦で左膝前十字靱帯(じんたい)を負傷。優勝の瞬間はスタンドから見守った。長期のリハビリを経て昨年11月に復帰。「周りの支えで復帰できた。3年生を優勝で送り出したい」と、今大会に懸ける思いは人一倍強い。
あわや同点の危機を守護神が救った。多々良和之監督(56)は「追い付かれていたら、どうなっていたか分からなかった」。1-0の状況で味方がエリア内で反則を犯してPKを与えたが、GK山本が湘南学院MF北川心子(ここね)のシュートを右側に跳んでセーブ。「ゴールを守る自分の役割を果たせた」と胸を張った。キッカーの北川とは中学時代のチームメート。試合後に「この後も頑張って」と声をかけられ、山本は「心子の分も負けられない」と決意を新たにした。
6日の準々決勝では、昨年の準決勝で下した修徳(東京、関東1位)と対する。井手は「前線からの守備と、リスク管理を徹底できている。DF陣では無失点での優勝を目標にしている」。史上4校目の2連覇へ歩みを進める。【古地真隆】



