ヴィッセル神戸が北海道コンサドーレ札幌MF金子拓郎(24)の獲得に動く可能性が高くなったことが27日、分かった。来季のACL出場権を得られる3位を確定させたことで、悲願のACL優勝に向けた戦力補強の第1弾になる。

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178センチ、68キロの金子は前橋育英を経て、日大4年時に札幌で特別指定でデビュー。次期日本代表候補に期待される左利きのアタッカーで、今季ここまで全37試合に出場し、チーム日本人最多7得点を記録している。札幌との来季契約を残す金子には高額な移籍金が発生するが、資金力のある神戸は今夏に続いて再び獲得に乗り出す見込み。慰留を図る札幌を含めて他の複数クラブも関心を示すものの、正式交渉になれば神戸が有利とみられる。