セレッソ大阪は14日、一般公開された本拠地ヨドコウ桜スタジアムでチームが始動した。
練習後、新体制会見に臨んだ小菊昭雄監督(48)は「本気でリーグ戦を取りにいきたい。(クラブ設立)30周年にふさわしい1年にしたい。C大阪を通して、たくさんの人に笑顔や感動を届けられるように、一丸となって毎日を戦いたい」と決意表明した。
21年8月にコーチから昇格した小菊監督は、開幕から指揮を執るのは3年目になる。22年は5位、23年は9位。共通するのは、シーズン途中まで逆転優勝の圏内にいながら、終盤に失速した点だ。
指揮官は「山あり谷ありの全ての経験が、優勝するために必要な時間だったと信じている」とし、悲願のリーグ初優勝へは「得点力アップの一言に尽きる」。
そのために今オフ、DF登里享平(33)、MF田中駿汰(26)、ルーカス・フェルナンデス(29)、FWヴィトール・ブエノ(29)ら大黒柱になれる即戦力を補強した。
森島寛晃社長(51)も「30周年に強い志で戦おうとチーム編成した。一丸で優勝したい」と意気込む。昨季までは「リーグ戦3位以内、カップ戦のタイトル獲得」という目標設定だったが、今季はストレートに「リーグ戦優勝」を最優先に掲げた。
この日は練習見学に訪れた約2000人のサポーターと、恒例の意見交換会も実施した。その中で森島社長は、債務超過に陥っていたクラブ経営は、23年度決算で解消できることも報告した。開幕への補強は事実上打ち止めとし、今後は復帰2年目のMF香川真司(34)らを軸としたチームの成熟度アップを図る。



