サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する日本代表の西野朗監督と主将のMF長谷部誠が18日、ロシア・サランスクのモルドビア・アリーナで1次リーグ初戦のコロンビア戦(19日)に備え、公式会見に臨んだ。

 直後の公式練習に備え、ジャージー姿で登壇。西野監督の左隣に長谷部が座った。

 小さめの会見場には各国メディアが詰めかけ、大入り。翻訳機が配られ、英語、ロシア語、スペイン語、日本語の4チャンネル、4つの言語に同時通訳される準備があった。

 西野監督と長谷部主将の目の前にも同じ機器が準備され、慣れた長谷部はすぐに左耳にイヤホンをひっかけた。

 西野監督は、対応に苦慮。隣の長谷部に助けを求めると、頼れる主将が指揮官の左耳にかける、ほほ笑ましい場面もあり、会場からは笑いが起きた。

 2人の関係性と人間性が垣間見えるようなシーンだった。