ドイツこぼれ話

中断ブンデス、感染終息後即リーグ再開難しいと識者

新型コロナウイルスの影響によりブンデスリーガは中断され、他者との接触を避けるべく多くの選手が自宅での個別トレーニングを強いられている。

利用者数はドイツ国内の空港で3位といわれるデュッセルドルフ空港も閑散としている(撮影・鈴木智貴通信員)
利用者数はドイツ国内の空港で3位といわれるデュッセルドルフ空港も閑散としている(撮影・鈴木智貴通信員)

そんな中、ケルン体育大学で教壇に立つインゴ・フローベーゼ教授は、仮にウイルスの感染拡大が落ち着いたとしても、直ちにリーグ戦を再開するのは難しいとみている。

同氏はビルト紙の取材に対して「選手たちは自宅での練習に励んでいるが、もちろんすべてをシミュレーションすることはできない。特にスピードの分野に関しては難しいところがあるし、また筋肉と神経の連携も失われている」とし、「(すでに10日ほど通常の練習ができていない)現在では、最大時との比較で20もしくは30パーセントほどパフォーマンスが低下している。したがって、体にかかる負荷が(リーグ戦が急きょ再開されていきなり)通常運転に戻されるようだと、負傷するリスクも格段に高まってしまう」とコメントした。

さらにフローベーゼ氏は「リーグ中断前の状態に戻すため、適正なタイミングで適正な負荷をかけていくとなれば、最低4週間はかかる。もし中断期間が長くなれば、(元のコンディションを取り戻すまで)6週間は必要となってくるだろう」と話している。

◆鈴木智貴(すずき・としき)1981年、静岡県天竜市(現浜松市天竜区)生まれ。日大卒。日本でのサラリーマン生活を経て、2010年7月よりドイツ在住。ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA-B級)指導者ライセンス取得。アキレス腱断裂と半月板損傷による2度の手術を受けながら、アマチュアリーグでプレーを続ける現役。

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