日本代表MF長谷部誠(33)が所属するフランクフルトが、ホームのインゴルシュタット戦に0-2で敗れた。

 ボランチで先発した長谷部はフル出場。通算233試合目の出場となり、ブレーメンなどでプレーした奥寺康彦氏(64)のブンデスでの日本人選手最多出場記録にあと「1」と迫った。しかし、1点を追う後半11分のPKではキッカーを任され、外してしまった。ゴール右下を狙ったシュートがGKに読まれて防がれる。こぼれ球を押し込もうとしたが、クロスバーをたたき、同点弾とならなかった。

 頭を抱えて悔しがった長谷部のフランクフルトは、反対に後半24分、PKを決められてリードを2点に広げられた。そのまま試合が終わり、前節のレーバークーゼン戦に続いて痛恨の2連敗。現在3位で、首位Bミュンヘン、2位ライプチヒに食らいつきたいところだったが、降格圏17位のインゴルシュタット相手に痛い敗戦を喫してしまった。