レーバークーゼンのドイツ代表FWユリアン・ブラントはおそらくバイエルン・ミュンヘンへは移籍しないと、5日の独紙ビルトが報じた。少なくとも今夏には移籍は行われないという。

 ブラントはフォークス誌に「移籍をしたらそこでプレーできるかどうかの保証はもちろんない。来季多くの試合に出ることは僕にとってすごく大事だと思うんだ。レーバークーゼンにはそれがある」と話していた。ブラントにとってまず大事なのはタイトルではなく、個人的な成長。特に18年にはW杯もある。

 ブラントはレーバークーゼンとの契約を19年まで結んでおり、18年夏には固定違約金1250万ユーロ(約15億円)で移籍できる。レーバークーゼンのスポーツディレクターであるルディー・フェラーは4月の段階で「ユリアンと彼の父とは、シーズン終了後に会って話をしようということになっている。我々の間には秘密はないよ」と話していた。