FW原口元気が所属するヘルタについて、8日の独紙ビルトは「ラストスパートに問題?」と伝えた。

 現在6位ながらシーズン終盤のこの時期に勝ち点を積み重ねることができないでいるヘルタは、来季の欧州リーグ出場(5位、6位)が危ぶまれてきている。6日にはライプチヒに1-4で完敗。ピッチ上では、いたるところで衝突があった。DFトルナリガはハーフタイムに相手選手につっかかろうとし、DFブルックスはGKヤルシュタインのミスに激怒。試合終了後はファンの前に足を運ぶ選手が全体の3分の1程度だった。残り2試合はダルムシュタットとレーバークーゼンで、次節はブルックスとラングカンプの両センターバックがともに累積警告で出場停止となる。

 第30節までGKヤルシュタインはリーグ全体でもベストGKの1人だった。ブレーメン戦、ライプチヒ戦とここ2戦では大きなミスを連発した。ヤルシュタインは「あんなことはあってはならない」とコメント。監督のパル・ダルダイは「あれは単純に不運だった。足を滑らせてしまった。だが、彼のスパイクのポイントはチェックしてみる」と話していたという。