ローマのスパレッティ監督と元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ(40)の不和が再び取りざたされている。9日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 スパレッティ監督は、今季限りで引退すると表明したトッティをミラン戦で最後まで出場させず。ミランの本拠地「サンシーロ」では現役最後の試合だったトッティは同監督への批判を強めた。

 2人は昨日の練習でも口を聞かなかった。一方ローマのパロッタ会長は「スパレッティ監督のやったことは正しい」と監督を擁護している。しかし、来季からトッティがクラブの幹部になることが濃厚となっており、スパレッティ監督との共存は難しいと思われ、同監督は今季限りローマを去ることになるだろうと報じた。