今季限りでの退団を決意したと取り沙汰されているレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(32)に対して、ジダン監督と主将DFセルヒオラモスが電話で残留するように説得をしたと、18日付のスペイン紙マルカが報じた。

 ジダン監督は、ポルトガル紙が報じたロナルドの「Rマドリードを退団する。考え直すことはない」とのニュースが本当かどうか、選手の真意を確かめるために本人に電話をしたという。同監督は今シーズン、フル出場を望んでいたロナルドに、シーズン終盤に好調を維持するために休養が必要と説得。同選手もジダン監督の言葉には聞く耳を持っている。

 同紙によれば、少なくともジダンはロナルド退団の考えをもう一度考えること、監督、そしてチームメートにとってとても大事な選手であることを訴えたと報じた。

 また、キャプテンのセルヒオラモスもロナルドに連絡を取り、考えは監督と一緒でチームにとって必要な選手であること、残留を願っていることを伝えたという。セルヒオラモスも過去にチーム退団を考えながら、再考してチームに残った経緯があり、説得を買って出たと伝えた。