DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは、ホームでリバプールに0-2で敗れた。

 前半6分にFWサラーのクロスをFWフィルミーノに左足で決められて先制され、同42分にもフィルミーノのヒールパスをサラーが左足で流し込んで突き放された。

 吉田はベンチ入りしたが出番はなく、負傷で欠場した2試合を除くと3試合連続でスタメンを外れ、ベンチを温め続けている。

 吉田は「前半の最後に1点、追加点を入れられたのが痛かった。それまでは互角に戦えていたと思う。失点はしましたけど。あそこで消沈してしまった感じはある。後半も盛り返したかったけど、逆に後半でパフォーマンスが落ちることが今季は多い。それも含めて、相手は楽にプレーしていたように見えてしまったかと思う」と試合を振り返った。「体調は大丈夫」だが、スタメン落ちが続いている状況に「もちろん残念ですけど、やるべきことをしっかりやって、チャンスが来るのを待って、またいいパフォーマンスを出してスタメンに戻れるように頑張ります」と巻き返しを誓った。

 サウサンプトンは5勝11分け11敗の勝ち点26で再び降格圏の18位。リバプールは15勝9分け3敗の勝ち点54で3位。