ニースFWマリオ・バロテリ(27)がセリエAに戻りたいと考えていると、27日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 同紙によると、ナポリは興味を示さず、ローマには提案を出したもののファンが反対し、ACミラン、インテル、ユベントス、ラツィオも難しい。

 数日前にバロテリの代理人ライオラ氏がパルマを訪れた。パルマの幹部と会ったという証人はいないが、パルマは破産から3年でセリエAに戻り、プロジェクトのオプションとしてバロテリを入れるということは考えられるという。

 移籍金はゼロだが、年俸350万ユーロというのは中小クラブには高すぎる。パルマは欧州リーグ出場を狙っているわけではなく、地道に残留を考えているため、パルマから積極的に動くことはないとされる。

 同紙ではバロテリがイタリアに戻る可能性としてはパルマ30%、パレルモがセリエAに上がった場合に20%、サンプドリア15%、その他35%としている。