ガラタサライに所属するDF長友佑都(32)は、21日にイスタンブールの日本人学校の生徒たちと交流するイベントに参加し、リーグ優勝について「優勝のうれしさは、言葉では表しきれないですね。とても幸せです」と語った。22日付のトルコ・TRTスポル電子版が報じた。

昨年1月の移籍でインテルミラノからガラタサライに加入して2季目の長友は、リーグ連覇とトルコ杯優勝に貢献した。今季の優勝について「昨季は途中から移籍してきたが、今年は(開幕から)1年間プレーしました。優勝のうれしさは、言葉では表しきれないですね。とても幸せです。チームメートと一生懸命戦った結果だと思うので、みんなに感謝です」と、全員でつかみ取った連覇と強調した。

今季は欧州CLにも出場。1次リーグでは6試合中、5試合に出場した。チームは3位で終えて大会から去ったが「良い結果を得られなかった。来季は、もっと良いパフォーマンスをして、良い結果を残せたらと思います」と、決勝トーナメント進出に意欲を見せた。

今季はアジア杯参加や肺気胸の負傷などでチームを離れる時期が多かった。テリム監督からの信頼は揺るがず、出場可能な時はほぼフル出場している。指揮官の印象について「これは僕が答えるまでもなく、素晴らしい監督であることは皆さんがご存じだと思います。本当に偉大な人です」と話した。

また、冬の移籍で香川真司がドルトムントからライバルクラブであるベシクタシュへ移籍。5日のダービーでは約15分間ピッチで共演した。敵として対戦した香川を「とてもクオリティーの高い、素晴らしい選手で、同時に大切な友達です。いつも連絡を取り合っています」とべた褒め。仲の良さまで話した。

トルコに来て、約1年半が経過した。トルコの印象について「本当に人もそうだし、みなさん優しいです、トルコは本当に素晴らしい、良い国だと思っています。僕自身、本当に愛しています」とトルコ愛を語った。(オルムシュ由香通信員)