バルサ今夏にも西川潤獲得と地元紙、移籍金3億超も

バルセロナが、桐光学園(神奈川)からセレッソ大阪入りしたばかりのMF西川潤(17)の獲得を目指していると、15日付のスペイン紙ムンド・デポルティボ(電子版)が報じた。18歳未満の選手は国際移籍できない規則があり、西川が18歳になる2月21日以降に交渉を開始し、早ければ今夏の獲得が濃厚という。

C大阪関係者は16日、現時点でバルセロナからの接触はないと説明。一方で近い将来の欧州移籍は本人の希望でもあり、関係者は「(交渉に発展すれば)どうなるか分からない」と話す。U-20W杯とU-17W杯に出場した西川には、高3だった昨年もバルセロナとレバークーゼン(ドイツ)から獲得の打診があり、本人は「日本で活躍してから」と固辞している。

C大阪側も入団早々の引き抜き防止のため、西川との契約には「移籍の場合はC大阪が定めた違約金が必要」と明記。長期3年契約を結んでおり、交渉になれば3億~5億円の破格の移籍金になる可能性もある。昨夏に鹿島からバルセロナに移籍し、現在BチームのFW安部裕葵(20)は約2億5000万円だった。

180センチ、70キロの西川は左利きのアタッカーで、U-17W杯で4試合2得点2アシストの大活躍。世界のスカウトの目に留まった。C大阪では12日に入団会見を終え、2月22日のJ1開幕大分戦(ヤンマー)での先発出場が期待されている。

◆西川潤(にしかわ・じゅん)2002年(平14)2月21日、神奈川県生まれ。横浜ジュニアユースから桐光学園を経て20年C大阪入り。18年U-16アジア選手権決勝タジキスタン戦で決勝点を挙げて日本の優勝に貢献。19年は特別指定選手としてC大阪で公式戦デビュー、U-20W杯には飛び級で選出。180センチ、70キロ。