バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(29)が米国で引退するのが夢だと語った。現地紙ロサンゼルス・タイムスが4日に伝えた。

グリーズマンは同紙のインタビューで「どのチームかは分からないけど、本当に米国でプレーしたい。いいプレーをして、チームの主軸になり、タイトル争いをする可能性を持ち、米国でキャリアを終えることが目標だ」と将来の夢を明かした。

一方、今季の目標についてはバルセロナでのリーグ制覇と欧州チャンピオンズリーグ優勝を挙げ「きたるものに勝った後、今度は新たにカタールでのワールドカップがある。そしてその後がMLS(メジャーリーグサッカー)だ」と語っている。

バルセロナは6月13日にMF久保建英が所属するマジョルカとの一戦で約3カ月ぶりのリーグ再開を迎える。グリーズマンは今季リーグ戦で26試合(先発25試合)8得点4アシスト。ゴール、アシストともにチーム内でFWメッシ、ルイス・スアレスに次ぐ3番目の数字をマークしている。(高橋智行通信員)