バルセロナが来季に向け、バイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督(56)を監督候補として検討していると、ESPN電子版が13日に報じている。

バルセロナが11日にレバンテと引き分け、リーグ優勝の可能性がほぼついえた後、クラブ内部でのクーマン監督への風当たりは非常に強くなっており、契約はまだ残るものの、解任の可能性が浮上しているという。

これを受け、バルセロナは今季終了後にバイエルン・ミュンヘン退団が決定しているフリック氏を監督候補として検討し、状況を探るため、フリック氏の関係者とすでにコンタクトを取っているとのことである。

フリック氏の将来について、今夏の欧州選手権終了後にヨアヒム・レーウ氏からドイツ代表監督の座を引き継ぐことが濃厚と報じられているものの、現時点では何も確定しておらず不透明であるため、すべての可能性に対してオープンな状態にあると、同メディアは伝えている。

(高橋智行通信員)