チェルシーのサポーターが「アブラモビッチ氏をたたえるチャント(応援歌)を控えてほしい」と政府から要請された。
チェルシーは10日にアウェーで行われたノリッジ戦に3-1で勝利。サポーターたちは試合中、アブラモビッチ氏の名前を叫び続けた。
これについて英デジタル・文化・メディア・スポーツ省のクリス・フィルプ政務次官がBBCラジオの番組でコメントした。
フィルプ政務次官は「私自身フットボールのファンで、南ロンドンのクリスタルパレスファンだ。だからなぜファンがフットボールのクラブにそこまで愛情を抱くのか理解できる」と前置きした上でチャントをやめるように要請した。
同政務次官は「ロマン・アブラモビッチは制裁を科せられている人物だ。ウラジーミル・プーチンおよびプーチン政権と非常に近い関係にある。彼がクラブに対して多くのものをもたらしたことは分かる。だが一方でウクライナでは人道的危機が起きている。プーチン政権は産婦人科の病院を砲撃し、人道回廊を避難している民間人を撃っている。その事実はフットボールよりも重要だ」
「1人のフットボールファンとしてお願いしたい。彼ら(チェルシーファン)にはそれ(アブラモビッチ氏のチャント)を心の中に留めておいてほしい」などと丁寧な言い回しで訴えた。

