デンマーク代表に復帰したブレントフォードMFクリスティアン・エリクセン(30)が、29日の親善試合セルビア戦でキャプテンを務めることになった。

ユルマン監督によると、故障中の主将ケアーに代わってチームのキャプテンとなっているGKシュマイケルが、エリクセンにキャプテンマークを譲る意向だという。

エリクセンは昨年6月12日の欧州選手権フィンランド戦で心停止状態となって倒れ、メディカルスタッフや医師の迅速な対応で一命を取り留めた。

その後、植え込み型除細動器(ICD)を体内に装着。地道なトレーニングを経て、今年2月26日のプレミアリーグ・ニューカッスル戦でピッチに戻ってきた。

エリクセンは今月15日に発表されたデンマーク代表メンバーに名を連ね、昨夏の欧州選手権以来となる代表復帰を果たした。アムステルダムで行われた26日のオランダ戦では途中出場して、ファーストタッチでゴールを決めた。

29日にセルビア戦が行われるコペンハーゲンのパルケン・スタジアムは、エリクセンが倒れたフィンランド戦が行われたスタジアム。エリクセンが「僕は5分間、死んでいた」という場所だ。

エリクセンは28日の会見で「(同スタジアムでプレーするのは)とても特別なものになると思う。それ(心停止)が起きてからパルケンには行っていなかったから。でも今は試合をとても楽しみにしている。サッカー選手として戻れるんだから。そして試合後、あの出来事を過去のものにできることも楽しみだ」と話した。