インドネシアで行われたサッカーの試合で悲劇が起きた。同国・東ジャワ州マランで1日に行われたインドネシア1部の試合で、ペルセバヤ・スラバヤが3-2でホームのアレマに勝利。

試合後、スタンドの何カ所かでサポーター同士の乱闘が起きた。これを見た警察が乱闘を静めるために催涙弾を発射。すると観客がパニックを起こし、数百人が一斉に出口に殺到。これが多数の死者を出す要因となった。

何人かは窒息死し、他の多くは圧死。警察の発表によると計125人が死亡したという。うち34人はほぼ即死だったもようだ。300人以上が近隣の病院へ搬送されたが、多くが病院へ行く途中や、治療の途中で亡くなったという。

重篤な状況のサポーターはまだおり、死者数は増える可能性があるという。