11月に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会組織委員会と国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間17日、チケットの290万枚近くが販売されたと発表した。現時点で残っている空席は約7%。

国際チケットの購入者は、米国、サウジアラビア、英国の在住者がトップに立ち、法人向けの市場ではカタールを除くとメキシコが最大だという。

カタールでは大会期間中に、海外から約120万人が訪れると予想されている。ホテル、アパート、クルーズ船やキャンプ場といった宿泊施設は、すでに約200万部屋がファンに販売されており、さらに現在3万室が追加された。

大会で活動するボランティアには世界中から約42万人が応募したが、選ばれたのはわずか2万人。11%にあたる約2200人が海外から、89%がカタールからの参加者となっている。