サッカーブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督(49)は1日、サウジアラビア1部アルナスルに移籍するセネガル代表FWサディオ・マネと別れのハグを交わしたことを明かした。同監督はマネがドイツでそのポテンシャルを100%発揮できなかったことを悲しんだ。
アルナスルは1日、マネの入団を正式に発表した。
けがにも悩まされ、結果を残すことができなかったマネはわずか1シーズンでドイツ王者から去ることになった。今年3月にトゥヘル監督が就任してからは、ベンチ要員としてプレーすることが多かった。
指揮官は「ちょっと悲しかった。長いハグをしたけど、お互い笑顔だったし、良い関係を保とうと約束した。(移籍を決断したのは)彼の個人的な感情ではないよ」
「彼が傷つく気持ちはよくわかる。彼のポテンシャルをフルに発揮できなかったことは、私の責任でもある。こういったことは悲しいことではあるけれど、今の状況においては、チームを離れることが最善の解決策だったんだ」などと説明した。
マネはこれで、サウジアラビアに向かう最新の世界的スターとなり、アルナスルではクリスティアノ・ロナウドと合流する。
独スカイスポーツは7月31日、マネが「バイエルンを去るのはつらい。自分はまだチームの役に立っていると信じている」と話していると報じた。
トゥヘル監督は、サウジアラビアのクラブが次々に有名選手を獲得していくことについて「驚いている」とし、2010年代の中国リーグの派手な出費と比較した。
同監督は「私たちは、もっと人気に、もっと有名になろうとし、ブランド力を築こうとしている新たなリーグの出現を経験している」
「彼らは多くの選手を、多くの能力のある選手を口説き、入団させた」
「新たな状況であり、現時点で私がそれについて明確な意見を持つには少し早すぎる。今は驚きながら静観しているところだ」などと話した。

