韓国代表ユルゲン・クリンスマン監督(61)が、自分のことは棚に上げて、バイエルン・ミュンヘンに移籍したイングランド代表FWハリー・ケーンにアドバイスし、韓国で批判の声が上がった。3月の就任会見で「韓国常住」を約束したが、就任6か月間、50日程度しか韓国にはおらず、Kリーグの視察もスタッフに任せている現状に、各マスコミやサッカーファンから非難を受けているのが現状だ。

さらに9月の欧州遠征メンバー発表会見も開かないなど、これまでの歴代監督、韓国の常識とも異なる自己流を歩んでいる。複数のメディアは「会見を開かないのは、韓国にいないでカリフォルニアの自宅にいるからという、個人的が都合なのでは。メンバー発表の狙いや背景などを説明するのは監督の責任」などと、否定的な目線が多い。

同監督は英紙ミラーの単独インタビューに答え、Bミュンヘンに移籍したばかりのケーンにアドバイスした。「バイエルンの文化に早く適応することが大事だ。英語が話せるのでコミュニケーションには問題ないと思うが、ドイツ語を少し話せることは、ドイツへの尊敬心の表れでもあるからもっと歓迎されるだろう。バイエルンのファンは謙遜な人間が好きなので、ケーンは平凡な若者というところを見せる必要がある」。

韓国メディアのマイデーリーは「クリンスマンのビックリ助言…ケーンにバイエルンの文化に集中しろって」のタイトルで、監督自身は韓国文化を理解する努力をせず、ケーンにアドバイスすることを疑問視した。同記事は「ドイツ文化とバイエルン文化に適応するように助言したクリンスマン監督。この発言を接した韓国のサッカーファンはどんな思いで、どんな感情なんだろうか」と締めた。