リバプールMF遠藤航(30)は、ホームのマンチェスター・ユナイテッド戦にフル出場した。4-3-3のアンカーで、公式戦4試合連続の先発出場。中盤で持ち前のけれん味のない守備力を披露した。チームは0-0のスコアレスドローに終わったが、リーグ戦10試合連続での負けなしとなった。
この日は本拠地アンフィールドの最上階のデッキ席が初めて使用され、詰めかけた観衆は5万7158人を記録。英BBCによると、ホームゲームとしては、1963年2月のFAカップ、バーンリー戦以来となる大観衆で、リーグ戦史上3番目の記録という。ただし、結果は記念すべき試合にふさわしいものではなく、スタンドにはサポーターからのため息が響いた。
リバプールのポゼッションは69%、34本のシュートを放った。前半28分にDFアレクサンダーアーノルドのCKからDFファンダイクが頭で合わせたが、マンチェスターUのGKオナナのファインセーブに阻まれるなど、最後まで得点機はありながらゴールラインを割れなかった。
また、前半42分には遠藤が右サイドへ展開したパスを起点に、クロスから最後はFWサラーがシュートを打ったがここもGKオナナにキャッチされた。
後半40分にはDFツィカミスのクロスがエリア内で相手選手の手に当たったように見える場面があったが、ハンドの反則にはならなかった。攻めながら1点が遠い試合だった。
クロップ監督は「この結果は気に入らない。勝つべき内容だった。これだけ多くのシュートを打つなら、もっとゴール枠に飛ばさないといけない。スタートから我々のプレッシング、プレー強度は今季最高レベルだった。今日は痛恨だったけど、良くなるためのいろんな情報を教えてくれた。こういう状況を終わりにしなければいけない」などと、自戒を込めながら話した。
また、主将のファンダイクも「ほとんどのボールを持ち、いくつもチャンスを作った。し合いに勝とうとしていたのは1チームだけだった。だからこそ悔しい。簡単にシュートを打ちすぎたり、オーバーラップした選手にパスを出すこともできた。正しい判断に欠けていた」と反省の弁を述べた。
リバプールはこの引き分けで、首位をアーセナルに引き渡した。

