【マドリード=高橋智行通信員】リーグ戦174回目のマドリードダービーは、1-1のドローに終わった。
アトレチコ・マドリードは1点を追う後半3分、グリーズマンのCKからサビッチが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
だがサビッチが頭で合わせた瞬間にGKの前を防ぐ形でオフサイドポジションにサウールが立っていたことがVARで確認され、ゴールは取り消された。
それでもアディショナルタイムの後半48分、サビッチが前線に送ったロングボールをデパイが頭で後ろに流した後、ジョレンテがヘディングシュートを突き刺し土壇場で同点にした。
シメオネ監督、試合後の記者会見で「Rマドリードはブラヒムとロドリゴの2回、我々もグリーズマンとサウールがGKの前に立って取り消されたサビッチのゴールの2回チャンスがあった。あのゴール(ジョレンテ)のおかげで我々は、リーグ戦の成績を伸ばし続ける助けとなる引き分けに持ち込むことができた」と感想を述べた。
そして「私にとって今日は不思議な試合だったよ。得点され、向こうの方が良かったが、我々の方がチャンスの数は多かった」と試合展開を振り返った。
1月19日のスペイン国王杯3回戦では2-2からの延長の末に4-2と勝利している。死力を尽くした一戦からわずか2週間後のダービーマッチとあって、モチベーションを保つのが難しかった感はぬぐえない。
「後半はお互いに決定機が少ない退屈なゲームとなった。今季これまでの3回のダービーほどの活気はなかった。引き分けという結果に終わったが、アウェーで勝ち点を積み重ねるのは悪いことではない」と淡々とした様子で話した。

