サッカー日本代表のMF遠藤航主将(33=リバプール)が12日、負傷のためチームを離脱した。遠藤は5月のメンバー発表時点で負傷を抱えていたこともあり、SNSでは「なぜこのタイミングまで判断が持ち越されたのか」という声も上がっている。

背景にあるのが、W杯北中米大会の選手登録規定だ。出場国は大会前に35~55人の「予備登録リスト」と、23~26人の「最終リスト」を国際サッカー連盟(FIFA)へ提出している。ただし、最終リスト入りした選手が「深刻なけがまたは病気」と認定された場合に限り、本大会初戦のキックオフ24時間前まで選手変更が認められている。

日本代表には制度上、試合直前まで遠藤の回復を待つ選択肢が残されていた。遠藤は主将であり、中盤の絶対的な軸。首脳陣としても早い段階で見切りをつけるのではなく、可能な限り回復を待ちながら状態を見極めていたとみられる。しかし、本大会でプレーできるレベルまでコンディションを戻す見通しがつかず、最終的に苦渋の決断となった。

日本代表は遠藤の離脱に伴いFW町野修斗(26=ボルシアMG)を追加招集。新主将にはDF板倉滉(29=アヤックス)が就任した。

【ついに開幕!】ワールドカップ2026特集ページはこちら>>>