日本代表DF長友佑都(39=FC東京)がスウェーデン戦で後半30分から出場し、アジア初の5大会連続5度目のW杯出場を果たした。W杯の出場記録を日本最多の16試合に伸ばした。試合後は「W杯はマンマミーア」とイタリア語で“何てこった”を意味するフレーズで感動を表現した。
◇ ◇
長友の熱さは周囲のマインドも変化させる。自身を22年W杯カタール大会前から追っていたドキュメンタリー映像「『長友佑都』行くと決めたから。」の公開は6月1日だった。
当初はカタール大会後に現役引退を考えていたため、始まったプロジェクトだったが、長友が現役続行を決意したため、撮影回数は5年間で45回以上に及んだという。
そこまで時間とコストをかけた作品ならば、良い形で視聴者に届けたい。長友は今年3月に右太もも裏を肉離れし、メンバー入りが危ぶまれた。前倒しして確実に公開することを優先したくなってもおかしくないが、制作チームはすでに「長友マインド」に染まっていたという。「行くと決まってるから」と公開日はメンバー発表後の6月1日に設定し、心配することはなかったという。
無事、W杯メンバー入りを果たし、大会直前の最高のタイミングでファンに届けることができた。
長友が仲間を巻き込む力は、サッカーだけに限らない。この男がいれば、自然と周囲もうまくいく。【佐藤成】


