イングランド(FIFAランク4位)が3大会連続の8強進出を決めた中、トーマス・トゥヘル監督(52)は試合後に審判を批判する事態が起きている。

英メディア「メトロ」は「メキシコ戦の勝利後にW杯の判定をめぐり猛抗議」と題した記事を配信した。指揮官が指摘したのは、2-1の後半9分にVAR判定の末に退場処分となったDFクアンサー(23)のタックルと、3-1の同24分にFWハリー・ケインがペナルティーエリア内で相手の足を蹴ったとの判断でPKが与えられた判定。イングランドは数的不利の10人となり、ケインが与えたPKも決められる結果となった。

トゥヘル監督はレッドカードとPKの判定に困惑。今大会の審判のレベルについて「到底合格点には達していない」と批判した。さらにVARオフィシャルのうち3人が南米出身だった点も問題視した。

「彼らは全く基準に達していない。レフェリーたちのレベルが低すぎるんだ。第4審判もひどい。それが結論だ。VARオフィシャルの3人が南米出身というのは、私の見間違いか? このような試合でそんな割り当てがあるのか? 確かにそう見えた。もしそれが事実なら……。(メキシコの)PKの場面では、VARが主審の判定を覆した。それが『明白かつ明らかな誤審』だったかと言えば、決してそんなことはない。それなのにVARが介入してきた。その前の場面では、主審は最初ファウルすら取っていなかったのに、判定を覆して私たちにレッドカードを出した。レフェリーの質が低すぎる」

一方で審判の判定を尊重する声も上がっており、イングランド元GKのジョー・ハート氏は「レッドカードやPKなど、あらゆる逆境があったことは理解できるが、際どい判定だったとは思わない。最終的には妥当なジャッジだったと思う」と私見を述べている。

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