スペイン(FIFAランキング2位)は19日(日本時間20日)にニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムで開催されるワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝でアルゼンチン(同1位)と対戦するが、プレスのかけ方が鍵になるとスペイン紙マルカが報じた。

FIFAのリポートによると、スペインは今大会で最も激しいプレスをかけているチームであるという。守備の62.5%が高い位置で行われており、平均11.5秒でボールを奪い返している。準決勝フランス戦までに記録した473回のプレスのうち、3分の1以上がセンターサークル付近で実行されているとのことだ。

同紙はこの状況を受け、「スペインはただ追いかけるのではなく、ピッチ中央を封鎖し、相手のビルドアップを外側に押し出している」と、簡単に中を突破させていないことを強調した。

対するアルゼンチンはハイプレス下でのパス成功率に関して、今大会2番目に高い97.6%を記録しているチーム。中でもMFパレデスのパス成功率は95%、MFエンソ・フェルナンデスは93%と高い数値を誇っている。

一方、危険なエリアでのボールロストが1試合平均6.43回とスペイン(3.57回)の2倍近くあり、自陣のペナルティーエリア付近でボールを失い、ピンチを招く場面が何度もあった。

スペインはそのエリアでのプレスを得意としており、1試合平均のボールリカバリーに関して、危険なエリアで7.29回、敵陣で14.7回記録している。その点がアルゼンチンに対して大きな武器になると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)