サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で19日(日本時間20日)に行われる決勝を前に、アルゼンチンのメッシと乳児だったスペインのヤマルが写る過去の写真が注目を集めている。撮影したカメラマンのジョアン・モンフォルト氏(58)が17日、バルセロナの自宅でAP通信の取材に応じ「2人とも決勝に進むなんて、どんな映画の脚本よりも優れた物語だ」と感嘆した。

2007年に地元紙と国連児童基金(ユニセフ)が慈善カレンダーの撮影会を企画。当時バルセロナ(スペイン)に在籍していたメッシが、抽選で選ばれた生後半年ほどのヤマルを抱き、沐浴させる姿を撮った。だが、24年欧州選手権中にヤマルの父が交流サイト(SNS)に写真を投稿して話題となるまで、その存在を忘れていた。

今となっては、メッシが次のスターの将来を祝福しているかのように見える構図だ。しかも、2人はW杯決勝で対戦することになり「私は運命的なものを信じたことがないが、理屈で説明できないことが起きて自分を疑い始めている」と語る。

決勝を観戦するため渡米を検討しており「どっちに勝ってほしいか分からず、揺れ動いています」と胸中を明かす。「これまでのいきさつを考えると、2人とも勝つ、なんてことがあるかもしれない」と両者の健闘を祈った。