陸上の世界最高峰シリーズ・ダイヤモンドリーグ(DL)の年間上位者で争うファイナルが16日から2日間の日程で行われ、日本勢5人が健闘をみせた。

第1日は女子やり投げの北口榛花(25=JAL)が63メートル78で日本勢初優勝を果たした。前回3位を上回り、同種目ではアジア勢初V。8月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)に続き、再び世界一に輝いた。

男子3000メートル障害の三浦龍司(21=順大)は8分15秒45で5位。前回4位に続き、2年連続で上位に食い込んだ。

第2日は初参戦した3人が奮闘。男子走り幅跳びの橋岡優輝(24=富士通)が今季自己最高の8メートル15を跳び、日本男子初の表彰台となる3位に入った。

男子110メートル障害の泉谷駿介(23=富士通)は13秒10(追い風0・9メートル)で4位。8月のブダペスト大会5位入賞に続く好走をみせ、表彰台まで0・03秒と肉薄した。

女子5000メートルの田中希実(24=ニューバランス)は14分42秒38で6位に入った。この1カ月で8レース目となった中、自己3番目のタイムをマークした。

ダイヤモンドリーグ(DL)は09年まで国際陸連(現世界陸連)が主催していたゴールデンリーグとスーパーリーグを統合し、10年に新設されたシリーズ。例年5~9月に欧州、北米、アジアなどの14都市で開催されている。日本選手のファイナル進出は、昨年の北口と三浦が初めて。今大会は日本勢初の優勝と日本男子初の表彰台の快挙を達成し、来夏のパリオリンピック(五輪)へ弾みをつけた。