私立のオンライン大学「ZEN大」が14日、東京都内で会見を開き、陸上部の設立を正式発表した。学長特別顧問・スポーツ教育アドバイザーには青学大を箱根駅伝9度の総合優勝に導いた原晋監督(59)を招へいすることも明かした。

ZEN大は、ニコニコ動画や通信制高校のN高やS高の運営などを手がける株式会社ドワンゴと、若者支援などに取り組む日本財団が提携して創設した通信制大学。陸上部の創設は今後、同大が推進していくスポーツ教育構想の一環という。

会見には原氏に加え、ZEN大の渡辺聡副学長、日本財団の笹川順平理事長、ドワンゴの川上量生顧問らが出席した。

6月にテレビ番組収録中に右足首を骨折した原氏が、会見の場に登壇した。

7月の退院時は右足にはサポーターやテーピングが施されており、パンパンになっていたが、この日はステージには補助器具を使わずに登壇。そのまま立ってスピーチをしていた。

陸上部の立ち上げについて「私がこういう立場に立つと、箱根駅伝だけを強化をして、そこにアドバイスをするという風なイメージを皆さん持たれてると思います。決してそんな小さい領域で今回ここに立ってるわけではありません。全ては学生のためにというのが大前提。その学生の輝きをスポーツ教育を通して出していきたいのが根底にあります」と力説していた。

会見後には取材にも応じ、「3カ月が経過して、先週から松葉杖が取れた。まだ朝1番とか長く座った状態から立ち上がるタイミングでは少し痛みが出るけど、ようやく現場復帰もできて、指導にも熱がようやく入る」と話した。

走るまでの回復には至っていないが、昨秋から飼い始めた愛犬「まりも」と朝に40分程度の散歩をするなどリハビリ生活をしているという。

原氏の負傷を発表した中国放送(RCC)によると、テレビ番組『イマナマ!』のコーナー企画の収録中にロードバイク型の自転車で広島競輪場のバンクを体験走行中に転倒した。収録は中止され、広島市内の医療機関で右足首の骨折と診断されたという。入院を経て、7月には自身のSNSで退院を報告していた。