世界ジュニア選手権2連覇の中田璃士(17=MFアカデミー)がシニアの国際大会デビュー戦に臨み、合計243・15点で総合5位となった。
首位発進した4日のショートプログラム(SP)から一転、フリーは7位の146・67点と失速。「チャンスがあるのにこのような結果になった。悔しい」と肩を落とした。
全6本のジャンプのうち、高難度の4回転ジャンプを3本跳んだものの、なぜ得点が伸びなかったのか。
今季からルールが一部改正。連続ジャンプを1回分と換算した上で、これまで同じ種類の3回転以上のジャンプは2回までが有効だった。しかし、7月開幕の新シーズンからは回転数や連続ジャンプにかかわらず、最大3本までに変更された。
中田は冒頭から「4回転サルコー、4回転トーループ-3回転トーループ、2回転トーループ、4回転トーループ、3回転半-3回転サルコー、3回転フリップ」を跳んだ。4本目の4回転トーループはきれいに着氷したものの、トーループを跳んだのが4度目となったため、新ルールに違反。このジャンプの得点が無効になり、フリーの点数が伸びなかった。
中田は「ルール変更はあったのは知っていたけど、演技が終わった後に気付いた。試合でこれをしたのは良くなかった」と反省。一方で果敢に4回転トーループを跳びにいった姿勢については「あそこでいけたのは収穫と捉えたい」と話した。
優勝はウラジスラフ・ジキジ(AIN=個人の中立選手)で合計265・68点。2位は佐藤駿(22=エームサービス/明治大)で255・92点。三浦佳生(21=明治大)は合計233・81点で7位だった。


