柔道界で新年恒例の鏡開き式が10日、都内の講道館で行われ、リオデジャネイロ五輪の男女代表候補が子供たちの指導にあたった。
昨夏の世界選手権女子57キロ級覇者でロンドン五輪金メダルの松本薫(28=ベネシード)は、乱取り後の伝統の「しるこ会」で、「お餅を3個も食べちゃいましたよ~」と声を弾ませたが、年始の過ごし方を聞かれると「スズメ、助けたんです!」とさらにハイテンションになった。
9日に練習場がある帝京大近くで、「脚が前にびーん」となっていたスズメを発見。その姿を実演すると、その後の経過を説明。目を閉じて動かないので拾い、暖めるために指でマッサージしながら病院に運び、そのドアを開けたところで、目が開いて飛んでいったという。「患者はいなくなりました…」。ちょっとさみしく医師に告げて、無事を喜んだ。
これは松本にとってただの珍事ではない。同じようにメジロを拾ったのは12年ロンドン五輪直前。その後に金メダルを獲得したのだから、「良いことをしました」と吉兆に笑みは絶えない。


