女子団体世界ランキング2位の日本が準決勝で同11位の北朝鮮と対戦し、3-1で勝利した。

 2-1と勝利に王手をかけた日本は、第1試合を落とした伊藤美誠(15=スターツ)が登場。第2試合を石川佳純(全農)が3-0、第3試合を福原愛(ANA)が3-1で勝って作った流れに乗り、カットマンとの大接戦を3-2で制した。

 試合後に涙を流した伊藤は、「(1-2とリードされてから)切り替えて、すっきりした気持ちで臨めた。(石川と福原の)2人と組めてうれしい。チームはいまもよくなっている」と笑顔を見せた。

 コートサイドから接戦を見守った福原は「よく頑張ったと思う。気持ちは手に取るようにわかったので」と、15歳の奮闘をねぎらった。6日の決勝で、中国と台湾の勝者と対戦する。