男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日清食品)が世界ランキング40位のアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)に6-3、6-3、6-3で勝ち、2年連続で3回戦に進出した。

 -第1セット、1-3から山なりのボールを入れるなどしてペースを変えた

 錦織 最初は自分があまり(強く)打っていなかった。相手が特にクロスにいいショットを打ってきて、少しテンポを変えないといけないと思った。そうしたらリズムも変わってきた。

 -相手は強打がいいと語っていた。最初から山なりのボールを交ぜる手もあったと思うが

 錦織 もう少し対戦していれば、最初から高いボールを交ぜたと思うが、対戦が久しぶりだったので。最初の数ゲームは様子を見過ぎた。

 -戦い方を変えるのはどれぐらい難しいか

 錦織 負けているときは難しくない。絶対に何かが足りずに負けているので、変えることに、ちゅうちょはない。

 -第2セットからは強打も増えていった

 錦織 高く、重いショットを打ててきたのを感じたので。思い切って、いいテニスができたと思う。