2020年東京五輪の追加種目に決まったサーフィンの世界一を争う大会が開幕して女子1回戦が行われ、日本勢は19組で15歳の野中美波が12・27点の高得点で1位、3組の大村奈央が8・16点の2位でともに2回戦に進出した。

 ワールドゲームズは国際サーフィン協会が主催する最高峰の大会で、47カ国・地域から約250選手が参加し、28日まで行われる。

 日本勢は9~10月に宮崎県日向市で開催される世界ジュニア選手権を見据え、10代の選手を多く派遣した。男子の大原洋人ら国内トップ選手は、同時期に東京五輪会場の釣ケ崎海岸(千葉県一宮町)で開催される国際大会を優先して今大会の出場を見送った。