フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(レジャイナ)に出場している本田真凜(16=大阪・関大高)が28日、10位に終わったショートプログラム(SP)から一夜明けてフリーに向けた練習を行った。

 午前6時からの公式練習に姿を見せ、これまでの濃い赤ではなく青の衣装で滑りを確認した。フリー曲「トゥーランドット」を流しての練習では3回転フリップや、ダブルアクセル(2回転半)と3回転トーループの連続ジャンプなどに成功。一方で3回転ルッツなどは空中で抜け、表情は終始硬かった。

 27日(日本時間28日早朝)のSPでは、52・60点で10位と厳しいGPデビューになった。演技後には「本当に情けない演技をしてしまった。明日(フリー)頑張ろうと思います」と暗い表情で話していた。