エレコム神戸が、アズワンを退けて準々決勝進出を決めた。

 昨年と同じカードとなったワイルドカード・プレーオフ。試合を動かしたのは、エレコム神戸だった。第1クオーター(Q)6分44秒、QB糟谷啓二郎の25ヤードTDランで先制した。第2Q7分40秒にはQB糟谷の13ヤードTDパス、同10分20秒にQB木下雅斗の22ヤードTDパスなどでリードを広げると、後半も3TDを追加した。

 攻撃でアズワンの223ヤードに対し、2倍以上の487ヤードを獲得しての快勝に狩野良太ヘッドコーチは「最初の攻撃シリーズからTDを取れたことは良かったけれど、13点取られたことは課題」と口元を引き締めた。

 11日の準々決勝の相手は、リーグ戦2位の富士通だ。「勝負できない相手ではない。下克上を起こしたい」と意気込んだ。