「新生サンウルブズ」が善戦した。スーパーラグビー(SR)参戦3年目の日本チーム、サンウルブズが今季初戦で昨季4位のブランビーズ(オーストラリア)に25-32で逆転負け。それでも日本代表選手とSRの経験豊富な新外国人選手の“コラボ”でチーム力は向上し、7点差以内で得られるボーナス勝ち点1を得た。第2戦は3月3日にレベルズ(オーストラリア)と秩父宮で対戦する。

 ブランビーズはサンウルブズの成長を評価した。試合後、マッケラ監督は「前半はかなり厳しく、非常にチャレンジングな試合だった。(サンウルブズは)グループとして素晴らしいし、誇りを持って良いと思う」と話した。16年にサントリーに入団が決まっていたが、白血病で出場出来なかったアリーファノ主将は「勝って安心した。東京でプレー出来て良かった」と感慨深げに振り返った。