羽生結弦(23)が東北高(仙台市)時代にフィギュアスケート部の顧問だった五十嵐一弥さん(72)は、政府が国民栄誉賞授与の方針を固めたことについて「これまで授与された夏の競技ではなく、冬の競技でも政府が連覇は国民栄誉賞に値すると判断したのは素晴らしい。スケートに携わる人にとって大きな励みになる」と歓迎した。

 羽生の今後について「いろんな意味で貪欲だから、受賞を契機に、やり残したと言っていることに向かって頑張ってほしい」とエール。同時に「もし北京冬季五輪を目指すのなら、ぜひ3連覇を」と前人未到の活躍にも期待を込めた。