2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は4日、大型商業施設や博物館、美術館などのデザイン、設計、施行を手掛ける株式会社乃村工藝社とオフィシャルサポーター契約を締結した。
4日、東京・港区の乃村工藝社本社で同社の榎本修次社長と、組織委員会の森喜朗会長が契約書に調印した。今後、同社は「内部空間・展示空間のデザイン、設計、施工」のカテゴリーで大会を支える。
これまで乃村工芸社は日本パラ・パワーリフティング連盟のオフィシャルスポンサーとして試合会場の設営などを支援。16年リオデジャネイロ・パラリンピックのパラ・パワーリフティング54キロ級代表の西崎哲男を社員として契約するなど、東京大会の成功へ向けた支援活動を続けてきた。今後は組織委員会のカテゴリースポンサーとして、活動の範囲を広げてムーブメントを創出していく。
その一つとして「ツナガリングプロジェクト」をスタートする。同社の価値を最大限に発揮するために、今月末に本社社屋内にコミュニケーションスペースを設けて、まずは社員同士のつながりを強化。さらに500人近いプランナー、デザイナーなどを含めた約2400人の全社員のアイデアを集結させて、空間創造を通じて日本各地がつながる新たなプロジェクトを立ち上げて、今秋までに具体的な内容を発表する。
森会長は「乃村工藝社さんは空間を生かして感動を与える仕事。これほど夢のある仕事はない。その技術、感覚を2020年へ向けて貸していただきたい」と期待。榎本社長は「日本を訪れる世界中の皆さまに向けて、日本の素晴らしさを発信する心地よい空間づくりで、大会の成功と、平和でより良い世界の構築に貢献することを目指していきたい」と力強く語った。【首藤正徳】


