“エリマコ”が日本女子初の快挙だ! 穂積絵莉、二宮真琴(ともに24=橋本総業)組が、日本人同士のペアとしては4大大会初の決勝進出を果たした。第8シードのチャン・ハオチン(台湾)ヤン・ザオシャン(中国)組に6-2、6-2のストレートで快勝した。10日予定の決勝ではチェコのペアと対戦する。
マッチポイントで、今大会さえ渡ったロブが、二宮のフォアからクロスに放たれた。「手が震えかけていた」というショットは、相手コートに高く弾み、コート外に逃げていく。その瞬間、二宮は子どものようにスキップし「喜びで胸がいっぱい」という穂積に抱きついた。
この日も、磨いてきたコンビネーションで、相手の強打を封じ込めた。特に「どんどん使って相手の陣形を崩したい」と穂積が言っていたロブがさく裂。頭上を抜かれ、完全に陣形が崩壊した相手ペアに、穂積がストローク、二宮がボレーを見舞った。
日本女子がダブルスで4大大会の決勝に進んだのは過去12回。日本選手としては、4大大会のどの種目よりも多い。しかし、12回すべてが外国選手とのペアだった。日本女子同士では02年全仏で杉山愛、藤原里華組、17年全豪で穂積、加藤未唯組の4強が最高成績だった。
ノーシードからの初優勝も目の前だ。穂積が「ここまで来たら最後まで勝って勝者で終わりたい」と言えば、二宮も「2人で取りに行って笑顔で終わりたい」。優勝すれば二宮はダブルスの世界ランクで14位前後となり、同ランク10位までが出場権を得られる東京オリンピックも視野に入る。【吉松忠弘】
◆WOWOW放送予定 9日午後5時から。午後9時45分から。女子シングルス決勝など。WOWOWライブ。生中継。


