第97回東日本学生相撲選手権大会が10日、東京・両国国技館で開催され、東洋大が個人、団体戦を制した。

 個人戦は東洋大同士の決勝となり白石雅仁(4年)が、城山聖羅(3年)を突き落としで退けて初優勝。ただ、立ち合いから攻め込まれての土俵際での逆転だっただけに「余裕はなかったです。見ての通り」と反省の表情。今後の進路については未定だといい、角界への意識については「多少」と控えめだった。団体戦は決勝で拓大を4-1で破り、2年連続2度目の優勝を果たした。